アポ取りできない営業マンが急増中!?
営業支援事業を展開する株式会社WEICは、新規開拓営業に関する意識調査を実施。調査は2015年11月27~30日に行われ、一般企業の営業マネージャーおよび企業経営者など400人から有効回答を得た。
自社の営業力が低下していると「感じている」「どちらかといえば感じている」企業は全体の65.6%となり、約7割近い企業が自社営業力に懸念を表した。営業力低下の原因としては、「営業マンが不足している」と答えた人が45.8%と約半数を占め、優秀な営業人材のリソース不足がうかがえる。
営業マン不足を抱える企業のなかには、代行会社に営業を外注するところも出てきている。こうした営業活動が不得手となる一因として、株式会社WEICは“若い世代の営業スキル”に問題がある可能性を指摘している。
“メールおすまし症候群”の影響か
20代の若い営業マンについて、コミュニケーション能力が高いと思うか尋ねた質問では、「低いと思う」「どちらかといえば低いと思う」の合計が63.6%となり、6割超が低いと考えていることが分かる。
コミュニケーション能力の低さの原因としては、「口頭でのコミュニケーション不足」を挙げた人が59.4%と最も多く、次いで「何でもメールで済ましてしまう」が37.8%、「コミュニケーションの必要性の意識低下」が33.5%となった。スマホの普及やSNS依存症が、営業スキルとして重要なコミュニケーション能力を妨げていることがうかがえる。
若い世代に対し、「アポ取りができない」「商品案内など口頭での説明がうまくできない」など、営業力の低さを指摘する声が上がった今回の調査。何でもメールで済まそうとする“メールおすまし症候群”が増加するにつれ、面と向かって行う営業活動を苦手とする人も増えているようだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社WEIC プレスリリース/@Press
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