「マネーフォワード クラウド給与」、「雇用調整助成金申請サポート機能」提供開始

株式会社マネーフォワードは、2020年5月1日、同社のクラウド型給与計算ソフト『マネーフォワード クラウド給与』において「雇用調整助成金申請サポート機能」の提供を開始すると発表した。

「雇用調整助成金申請サポート機能」は、『マネーフォワード クラウド給与』に入力された従業員の給与実績データを用いて、厚生労働省「雇用調整助成金」における助成額を概算するというもの。

今般の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、休業や営業の自粛を余儀なくされる事業者が増加している。こうした事業者を対象として厚生労働省は、雇用の維持を図るための休業手当などを助成する制度として「雇用調整助成金」を制定した。

しかし同省によると、同助成金に対する問い合わせは数万件以上にまで増加しているものの、申請件数は2541件であり、支給が決まったのは282件に留まるという。この少なさについてマネーフォワードは、申請作業の複雑さが原因であると判断。この課題を解決すべく、「雇用調整助成金申請サポート機能」の提供開始に至った。

「雇用調整助成金申請サポート機能」では、「雇用調整助成金」申請に必要な賃金総額や年間所定労働日数といったデータを、『マネーフォワード クラウド給与』の給与実績データを活用して表示する。また、従業員1人1日あたりの助成額の概算も、算出が可能となっている。

マネーフォワードは今後も、「雇用調整助成金」の変更などに合わせる形で、「雇用調整助成金申請サポート機能」のアップデートを随時行うとしている。

（画像はプレスリリースより）




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