職場で人と関わる有職者1000人が回答
株式会社ネオマーケティングは、「パワーハラスメント」をテーマにしたインターネットリサーチを実施し、その結果概要を2020年3月24日に発表した。
同社は、総合マーケティング支援を手がける企業であり、社会動向を把握すべく独自調査も実施している。同調査は、アンケートサイト『アイリサーチ』上において実施され、職場で人と関わる有職者1000人より回答を得ている。
従業員数の多いほどパワハラ経験を持つ人が多い
総合マーケティング支援を行うネオマーケティングが実施した調査結果によると、パワーハラスメントに該当するような行為を受けた経験について「ある」と回答したのは、全体の42.0%となった。そのうち、「ここ1年以内である」という回答は27.7%に達している。
「ここ1年以内である」と回答した人には、勤務地の従業員数も質問。結果は、「1000人以上」という回答が21.4%で最多となった。逆に最も少なかった回答は、10.8%の「29人未満」。この結果からネオマーケティングは、従業員数の多い職場ほどパワハラ経験を持つ人が多い傾向があると考察している。
「精神的な攻撃」「過大な要求」「個の侵害」
調査では、回答者自身の経験あるいは周囲で見聞きしたパワーハラスメントの内容についても、質問している。結果は、自身の経験・見聞きした経験の両方で「精神的な攻撃」という回答が最多となった。次点には、「過大な要求」「個の侵害」といった回答が並んでいる。
なお、パワーハラスメントの要因について訊ねると、「行為者(上司)自身」という回答が74.4%を占めて最多となっている。
(画像はプレスリリースより)

経験率は驚きの4割以上!パワーハラスメントに関する調査 - 株式会社ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/investigation/2486/