身に付けたいのは「社会人としてのマナー」
人材サービスの株式会社VSNは、「2015年新社会人の意識調査」と題したインターネットリサーチ結果を公表。調査は3月23~26日に行われ、今年4月に入社した全国の新社会人330人より有効回答を得た。
新たに社会人生活を迎える現在の心境について尋ねると、「不安」と答えた人が全体の65.2%となり、「期待」の34.8%をはるかに上回った。女性では72.7%もの人が「不安」と回答しており、新社会人の多くが慣れない環境に対して不安を抱えているようだ。
また社会人として必要なスキルを聞いた質問では、「社会人としてのマナーを身に付ける」が最も多く全体の77%。男性は次いで「ビジネスマナーを身に付ける」が多く、一方で女性は「周囲との良好なコミュニケーションを築く」が続き、男女差が浮き彫りとなった。
経営者志向を持つ新社会人も2割強
初任給の使い方についての質問に対し、最も多かった回答は「貯蓄」。次いで「親にプレゼントや食事を招待する」となり、どちらも全体の半数を超えた。初めて得た給料は堅実に使おうと考えている人が多いようだ。
社会人になるにあたり、将来的に「会社経営」や「起業」を考えている人は、全体の22.7%。5人に1人は経営者志向を持ちながら入社している新社会人もいるようだ。
(画像はニュースリリースより)

株式会社VSN 調査リリース「2015年 新社会人の意識調査」
http://www.vsn.co.jp/news/20150331.html