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2025年05月11日(日)
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フリースケジュールは雇い主にも雇われる人にもメリットがある

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フリースケジュールは雇い主にも雇われる人にもメリットがある

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日本で実践され始めた新しい働き方であるフリースケジュール
日本で働くほとんどの人は朝同じ時間に出社して、定時に帰宅、もしくは残業してから帰宅という働き方をしています。

しかし、最近の日本の労働環境で新しい動きが起こり始めているのを知っていますか?

その新しい動きというのは、「フリースケジュール」という働き方を取り入れることです。

この記事では、フリースケジュールとはどのような働き方なのか、またフリースケジュールを取り入れた際のメリットについて説明していきます。

フリースケジュールとは?
石藤明人
現在の日本では一部の会社で「フレックス制」が取り入れられています。

例えば10時〜14時までは会社にいなければならず、その他の勤務時間は自由に自分で設定できる制度です。

早く来て早く帰るもよし、遅く来て遅く帰るも自由ということ。このフレックス制が取り入れられたことで働き方がかなり自由になりました。

しかし、最近出来たのは、フレックス制を超える「フリースケジュール制」。

コアタイムもなしでいつ出社して、いつ退社しても良いという制度です。さらに、時間だけでなく、働く日にちも自由。月に3回働く人もいれば、週に5回働く人もいるといった具合です。

そして、フリースケジュール制の自由度をさらに加速させる特徴が、「欠勤する日や出社・退社する時間を報告しないで良いということ」。

自分の都合によって、連絡することもなく欠勤や勤務の時間を決めることが出来るという夢のようなシステムです。

フリースケジュールの従業員側のメリット
フリースケジュールの従業員側からみたメリットは以下のようなものがあります。

・子供や家族が急に病気になっても気兼ねせずに休める
・急に私用が入っても罪悪感なく休める
・自分の体力や精神状態に合わせて働ける
・管理されていない自由な雰囲気で働ける

管理されず自由な雰囲気で、自分の意思によって働き方を決められるのは体力的にも精神的にもとても良いことです。

フリースケジュールの会社側のメリット
フリースケジュールのメリットは、従業員側だけにあるのではありません。

会社側にも下記のようなメリットがあります。

・従業員のモチベーションがアップした
・職場の雰囲気が良くなり生産性がアップした
・人員が自然と絞られコスト削減につながる
・求人すると人がすぐ人が集まる
・求人コストがかからなくなる
・働きやすいため退社率が下がる
・繁忙期など、いざというときに従業員が快く助けてくれる

フリースケジュール制にすることで、全体的には労働時間は減ったにも関わらず、効率アップのおかげで業務は同じように終了するという現象が出ることがあります。

また、働きやすいため会社を辞める人が減り、人員で困ることがなくなります。

さらに、従業員を信頼して自由に働かせることにより、信頼関係がアップして、繁忙期の出勤のお願いなどにも快く対応してくれるようになります。

フリースケジュールの安全な取り入れ方
フリースケジュールを取り入れるときは、段階的に取り入れるのがおすすめです。

まずは週に働く日数だけを決め、好きな曜日を選んでもらうことから始め、少しづつ自由度を上げていくというやり方です。

大丈夫であればどんどん自由度をあげれば良いですし、うまくいかなければ元の働き方に戻しても良いのです。

まとめ
フリースケジュールは、日本ではとても画期的な働き方です。

多くの人がそんな働き方は機能しないと思うでしょう。

しかし、実際にフリースケジュールを取り入れてうまく行っている会社は存在します。

うまくいかなければ元に戻せば良いだけなので、試してみる価値は十分にあります。

段階的にフリースケジュール制を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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