前年同月比、6ヶ月連続でプラス。「エン派遣」、2018年11月度の平均時給を発表

エン・ジャパン株式会社は、2018年12月20日、同社運営サイト『エン派遣』における2018年11月度の平均時給を発表した。

『エン派遣』は、派遣で仕事を探す求職者と全国の優良人材派遣会社を結ぶ、派遣情報集合サイト。今回発表された平均時給は、同サイトに掲載された全職種の求人情報をエリア別に集計し、算出されたもの。

『エン派遣』2018年11月度の三大都市圏平均時給は、1556円となった。前月比ではマイナス4円・0.3％減となり、前年同月比ではプラス59円・4.0％増となっている。

前年同月比が6ヶ月連続でプラスとなったことに、エン・ジャパンは着目。時給引き上げの要因として、「オフィスワーク系」の時給高騰を挙げる。今秋より本格運用が開始された改正労働者派遣法の影響により、派遣スタッフの流動化は加速化。派遣会社が高時給での募集強化を続けた点を、同社は指摘している。

また同社は、語学スキルを保有する人材に採用ターゲットを絞った求人が続出した点も指摘。例月よりも高水準の時給が設定され、全体の時給アップに繋がったと考察している。

エリア別に平均時給を見た場合、関東エリアは1595円、東海エリアは1339円、関西エリアは1330円という結果が出た。

今回、三大都市圏の全てが3ヶ月連続で前年同月比プラスをマークした。関東エリアに至っては、17ヶ月連続で前年同月比プラスを更新している。

（画像はプレスリリースより）




『エン派遣』三大都市圏の募集時平均時給レポート（2018年11月度） - エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15817.html