仕事案内やマッチング精度向上に活用
株式会社パソナは、2018年7月25日、同社に登録しているエキスパート社員(派遣登録社員)のデータベースにおいて、ボランティア経験に関する記載を開始すると発表した。
同社は、人材派遣などを展開している企業。開始されたボランティア経験のデータ登録は、仕事案内やマッチング精度の向上において活用される。
「マイページ」において登録
パソナは、「社会の問題点を解決する」という明確な企業理念のもと、創業時よりダイバーシティを推進してきた。誰もが自由に好きな仕事を選択し、働く機会を得ることができる社会を目指して、様々なインフラ構築も行っている。
同社が今回開始したボランティア経験のデータ登録は、エキスパート社員が自分の情報を登録する「マイページ」において行われる。エキスパート社員は、経験したボランティアの種類や期間・頻度、また役割や身につけたスキルを、任意で登録する。
ボランティア経験をキャリアに活かせる仕組み作りも
「マイページ」において登録された情報に基づきパソナは、仕事の案内や登録者へのキャリアカウンセリングに、ボランティア経験の情報を加える。そして、この情報に合わせる形でキャリア形成のサポートを行うとしている。
パソナはまた、ボランティア経験をキャリアに活かせる仕組み作りも開始。今年10月を目途に、ボランティアへの参加機会を促す独自のアプリを開発し、ボランティアへの参加がしやすい環境を整えるとしている。
(画像はプレスリリースより)

派遣登録社員のボランティア経験のデータ登録を開始 ボランティア経験を仕事・キャリア形成に活かす - 株式会社パソナ
https://www.pasonagroup.co.jp/