ソフトバンクとfreee
ソフトバンク株式会社とfreee 株式会社は、2018年7月9日、人事・労務における煩雑な手作業を自動化するRPAロボットを共同開発したと発表した。
ソフトバンクは、移動通信サービスを始めとして様々な事業をグループ企業と共に展開している企業。freeeは、AIなどを活用したバックオフィス業務効率化のソリューションを提供している企業。
RPAソリューション『SynchRoid』を活用
RPAは、「Robotic Process Automation」の略称であり、「ソフトウエアロボットによる業務自動化」を指す。入力・集計・データチェックなどの単純作業を人間に代わって自動処理することで、業務の効率化や迅速化、またコスト削減を実現する。ソフトバンクは、2017年10月よりRPAソリューション『SynchRoid』の提供を開始している。
今回発表された両社による共同開発は、『SynchRoid』を活用し、freeeが提供する『クラウド会計ソフト freee』『人事労務 freee』向けのRPAロボットを開発する形で行われた。『クラウド会計ソフト freee』『人事労務 freee』は、経理や人事・労務業務全般を一気通貫で完結する統合型ソフトウエア。特に、中小企業や個人事業主などスモールビジネス領域の利用者に愛用されている。
利用者の業務負担を大幅に軽減
今回の共同開発では、第1弾として20業務のRPAロボットが開発された。追加でシステム開発を行うことなく、登録作業や他のツールとの連携などを自動化できるため、利用者の業務負担を大幅に軽減するとしている。
両社は今後も、RPAロボットを開発・提供すると共に、業務ニーズに合わせて柔軟にRPAロボットを選択・利用できるプラットフォームの構築も目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

ソフトバンクとfreeeが会計、人事・労務分野におけるRPAの普及に向けて協業 - freee 株式会社
https://corp.freee.co.jp/softbank-freee-rpa-8603.html