保育士の人材不足に対応すべく開発
株式会社ジョリーグッドは、2019年12月6日、保育研修VR『ほいくる』を社会福祉法人つぼみ会と共同で開発したと発表した。
『ほいくる』は、保育士の教育と採用を目的としたVR教育ソリューション。幼児教育・保育の無償化スタートにより、さらなる深刻化が懸念されている保育士の人材不足に対応すべく、開発されたという。
受講者の理解度をスコア化することもできる
ジョリーグッドは、AIエンジンなどの開発を手がけるテクノロジーカンパニー。地域の生活者や企業も先端AIなどを活用できるよう、「テクノロジープラットフォーム」のデザインを展開している。
『ほいくる』は、同社の集合VR研修ソリューション『GuruVR Multi Seminar』を活用する形で開発された。保育職員と園児の立場を当事者目線でVR体験することが、『ほいくる』では可能。また、空き時間にトレーニングができるという利点も持つ。
「1対多」の集合研修を実現する同システムでは、講師が一斉に受講者のVRを操作することが可能。また、トレーニング中の視点を解析し、受講者の理解度をスコア化することもできる。
研修と職場体験の要素を併せ持つ
近年、保育士は人材不足が大きな社会課題となっている。人材不足の原因としては「責任の重さ・事故への不安」が挙げられており、充実した研修および仕事内容の理解の必要性が叫ばれていた。
こうした状況に対応すべくジョリーグッドは、研修と職場体験の要素を併せ持つ『ほいくる』を保育施設向けに提供することで、人材不足の解消に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)

保育士の教育・採用VR「ほいくる」提供開始 - 株式会社ジョリーグッド
https://jollygood.co.jp/news/1456保育士の教育・採用VR「ほいくる」提供開始 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/