働くシニア400人と人事担当者400人が対象
アデコ株式会社は、働くシニアの意識およびシニアの雇用をテーマにしたアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年12月4日に発表した。
同社は、人材サービスのグローバルリーダーを自認するアデコグループの日本法人。同調査は、日本全国の働くシニア400人および従業員が50人以上の企業に勤める人事担当者400人を対象として、実施されている。
仕事にやりがいを感じる人、74.3%
調査ではまず、シニアに対して「あなたがいま働いている理由は何ですか」と質問。結果は、「現在の生活のためにお金が必要だから」という回答が51.3%を占めてトップとなった。現在の「職場」と「仕事」の満足度については、休日日数など全項目において「どちらかといえば満足」という回答が最多となっている。
また「現在の仕事にやりがいを感じますか」という質問では、「はい」という回答が74.3%に達した。やりがいを感じる時を訊ねると、66.7%が「仕事をやり遂げた時」と答えている。「継続雇用制度(再雇用制度など)を利用して働いていますか」という質問では、半数近い45.3%が「利用している」と回答した。
シニアの雇用形態、「契約社員・嘱託社員」69.5%
調査ではさらに、どのような雇用形態でシニアを雇用しているかを人事担当者に対して質問。回答の結果は、「契約社員・嘱託社員」が69.5%で最多となり、40.5%の「正社員」が続いた。シニア人材の雇用安定に向けてどんな措置を実施しているかを訊ねると、「65歳までの継続雇用制度の導入」が80.0%で最多となっている。
アデコは今後も、より働きがいを感じられる社会の実現を目指して、サービス強化に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

アデコ株式会社
https://www.adecco.co.jp/働くシニアの意識とシニアの雇用に関する調査 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p