「介護をしながら、当たり前に働ける社会」を創出
株式会社ボーダレス・ジャパンは、2020年2月4日、家族の介護をしている20~30代が対象の転職支援サービス『Yancle(ヤンクル)』の提供を開始した。
ボーダレス・ジャパンは、ソーシャルビジネスを通じて世界中の社会問題の解決を目指している企業。『Yancle』は、「介護をしながら、当たり前に働ける社会」の創出を目指す、日本初のサービスとして立ち上げられている。
離職した人のキャリアプランの相談に乗る
現在の日本では、親・祖父母・きょうだいのケアを担う10代・20代の若者が多数存在する。総務省の統計によると、介護をしながら働いている労働者346万人のうち、40歳未満は約37万人も存在するという。また、介護を理由に離職する労働者も、年間2万4000人に達している。
こうした課題に対しボーダレス・ジャパンは、介護を両立しやすい状況の創出を企図。介護をしている人に特化した『Yancle』を立ち上げた。同サービスは、両立に悩む人や介護離職した人のキャリアプランの相談に乗り、介護しながらでも働きやすい職場を紹介するサービスとして提供される。
「介護をしながら、活躍できる未来」を目指す
『Yancle』では、14年以上におよぶ家族の介護経験を持つキャリアパートナーが、相談相手を務める。また企業に対してもヒアリングを重ね、本人の希望に合わせたキャリアプランを提案するとしている。
ボーダレス・ジャパンは今後『Yancle』において、「介護をしながら、活躍できる未来」を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

Yancle - 株式会社ボーダレス・ジャパン
https://yancle.com/介護をしている20~30代向けの転職支援サービス『Yancle』を開始 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/