外国人スタッフとの向き合い方などをレクチャー
シンカナース株式会社は、2020年1月10日、医療機関を対象とする外国人採用の出向説明会について、受付を開始したと発表した。
同社は、看護補助者の教育および派遣を行っている企業。受付が開始された説明会は、外国人採用に関心を持つ医療機関へ出向し、外国人スタッフとの向き合い方などをレクチャーするというもの。
看護補助者を外国人人材にも担ってもらう
近年、医療機関における看護補助者不足は顕著な状態となっている。職員の増員を考えても、そもそも人手不足が社会課題ともなっている昨今では、十分な採用ができない機関も少なくない。
こうした状況においてシンカナースは、看護補助者を外国人人材にも担ってもらうべく、事業を進めている。「100万人の看護補助者を供給する」ことをビジョンに掲げ、看護補助者の教育を推進。また、多くの国々の出身者を派遣スタッフとして擁している。
外国人スタッフとの協働を進めることで同社は、医師から看護師へのタスクシフトおよび看護師から看護補助者へのタスクシフトを推進するとしている。
協働に対する漠然とした不安を払拭
シンカナースが行う出向説明会は、外国人看護補助者の雇用を検討している300床以上の病院が対象。説明会は病院へ直接出向く形で実施され、協働に対する漠然とした不安の払拭や、ダイバーシティを実現した未来志向の病院経営の実現などが目指されるという。
同社は、多くの医療機関がこの説明会に参加することを期待している。
(画像はプレスリリースより)

シンカナース株式会社
https://sinkanurse.co.jp/医療機関向けの外国人採用に関する出向説明会を受付開始 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/202744