技術系人材サービス企業と、データ分析企業
テクノプロ・ホールディングス株式会社は、8月25日、同社の連結子会社である株式会社テクノプロの社内カンパニーであるテクノプロ・デザイン社が、データサイエンティスト派遣事業について株式会社ALBERTと協業すると発表した。
テクノプロは、国内最大規模の技術系人材サービス企業。ALBERTは、人工知能(AI)や機械学習などの領域におけるデータ分析を手がける企業。
年間100名のデータサイエンティストを育成
企業においては現在、人工知能や機械学習に関連した研究開発活動の活発化している。そうした動きを背景として、同領域において欠かすことのできない存在であるデータアナリティクスのスキルを備えた専門人材を求める声も、高まっている。
今回の協業は、こうした状況へ対応すべく開始されるもの。テクノプロ・デザイン社は、テクノプロの最大の社内カンパニーであり、輸送用機器や産業用機械・ロボットなどの顧客に対して設計開発サービスを提供している。協業では、ALBERTが保有する最先端のデータ分析技術やコンサルティングノウハウを、テクノプロ・デザイン社のソフトウェア技術者が習得。年間100名のデータサイエンティストを育成し、顧客に対して技術を活かしたサービスを提供するとしている。
中途採用と育成事業をさらに推進、1000名規模へ
データサイエンティスト育成にあたっては、ALBERTが独自に開発したデータサイエンティスト養成プログラム「プロフェッショナル」が活用される。同プログラムは、比較的短期間で高度な分析技術の習得が可能であるというもの。
テクノプロ・デザイン社とALBERTは今後、中途採用と育成事業をさらに推進し、将来的には1000名規模の技術者によるサービス供給体制を確立する予定としている。
(画像はテクノプロ・ホールディングスの公式ホームページより)

テクノプロ・デザイン社、ALBERTとデータサイエンティスト派遣事業で協業 - テクノプロ・ホールディングス株式会社
http://www.technoproholdings.com/release20170825_01/