汎用CAD『Vectorworks』の操作研修を行う
パーソルテンプスタッフ株式会社は、8月21日、CADオペレーターのキャリアアップや復職を支援する『Vectorworks育成派遣サービス』を、首都圏エリアにて開始したと発表した。
同社は、総合人材サービスのパーソルグループにおいて人材派遣・アウトソーシング事業を手掛ける企業。『Vectorworks育成派遣サービス』では、CADオペレーター経験者を対象として、汎用CADソフトウエア『Vectorworks』の操作研修が行われる。
表現力に強みを持つ『Vectorworks』
建築・設計業界では近年、設計計画を視覚的にわかりやすく伝えるビジュアル資料の作成に、注力する企業が増加している。こうした動きの中で、デザイン性の高い表現力に強みを持つ『Vectorworks』は他のCADソフトウエアと併用される機会が増えていると、パーソルテンプスタッフはする。特に内装業界では、『Vectorworks』がデザイン提案の主流ツールとして使用されているという。
しかし、複数のCADソフトウエアを使用できる人材は、未だ少ない。特に『Vectorworks』を操作できる人材は、現状では限られていると同社はする。操作を習得してキャリアアップを目指す意志を持つ人は増加しているものの、就業現場での習得は困難であり、学べる環境も整備されていない。
こうした状況を受けて、『Vectorworks育成派遣サービス』は開始された。
労働・雇用の課題の解決を目指す
『Vectorworks育成派遣サービス』は、建築業界においてキャリアアップを目指す人を対象とした「キャリアアップコース」と、出産や子育てなどでブランクがある人も参加できる店舗内装向けの「キャリアアップ & Re-Tryコース」が設定されている。
いずれも対象は、CADオペレーター経験者であり、パーソルテンプスタッフにて実施される研修に参加が可能であり、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にて就業が可能な人となっている。
同社は今後も、労働・雇用の課題の解決を目指すとしている。
(画像はパーソルテンプスタッフの公式ホームページより)

「Vectorworks育成派遣サービス」を首都圏エリアにて開始 - パーソルテンプスタッフ株式会社
https://www.tempstaff.co.jp/