79％の企業が、「採用した」。エン・ジャパン「ミドル人材の採用」に関するアンケート調査

エン・ジャパン株式会社は、「ミドル人材の採用」に関するアンケート調査を実施し、その結果を8月22日に発表した。

同社は、人材採用サービスを手がける企業。同調査は、「ミドル人材」を35歳から55歳までと定義した上で、同社運営の人事担当者向け中途採用支援サイト『エン 人事のミカタ』にて利用企業537社を対象に実施されたもの。

調査ではまず、「直近3年以内に、貴社では35歳から55歳までのミドル人材を採用しましたか」と訊ねている。結果は、実に79％の企業が「はい」と回答。さらに、3年以内にミドル人材の採用実績がある企業に対して「ミドル人材の採用数に変化はありますか」と訊ねると、37％の企業が「増えている」と答えた。

3年以内にミドル人材の採用実績がある企業に対しては、具体的な採用職種と役職についても質問している。採用職種の第1位は、「営業職」が40％で入った。次点には、第2位の「企画職」22％、第3位の「技術系」20％がつけている。一方、役職については72％の企業が「役職なし」と回答。年齢が高めであっても役職なしで採用するケースが多いと、エン・ジャパンは考察している。

3年以内にミドル人材の採用実績がある企業には、ミドル人材採用の目的について質問が行なわれた。

最も多かった回答は、37％の「若手人材が採用できず、年齢を引き上げて人員を確保するため」。次点には、「業務改善や、社内体制の再構築」「マネジメント人材の不足を埋める」が入っている。採用するミドル人材に求めるものについては、「専門性」「自社にない能力・経験」「マネジメント力」という声が上がった。

（画像はプレスリリースより）




人事担当者に聞く「ミドル人材の採用」実態調査 - エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/10731.html