高齢者に特化した人材派遣・紹介事業を開始 ケア21

介護における幅広いビジネスを手掛ける株式会社ケア21は平成29年8月17日の取締役会にて、人材派遣・紹介事業を60歳以上の高齢者を対象にして新たに展開することを決議した。同事業は、平成29年11月1日より開始される予定である。

少子・超高齢化社会に突入すると共に労働力人口が減少する近年、年金支給のための財政確保が大きな課題となり、支給開始時期においてもますます先送りされる見込みとなっている。定年退職者の対象年齢を65歳以上に引き上げる企業も徐々に増加しているが、従来同様に60歳を定年退職の年齢に設定している企業も少なくない。これらを背景に年金支給時期まで働かないといけない人や60歳を過ぎても働きたいと願う人の数は増加傾向にある。この様な高齢者や社会のニーズに応えるために、同社は同事業の開始に乗り出した。

さらに、同社は高齢者と社会の架け橋になり、高齢者にとっても良い社会を創出することを目的としている。

同事業を開始することで特別支出は現在のところ予定されていない。なお、同事業による同社の業績への影響は軽微の見込みだが、業績予想の修正が他要因を含めて発生する場合は速やかに開示される予定である。

（画像は株式会社ケア21ホームページより）




株式会社ケア21 プレスリリース
http://www.care21.co.jp/