全国の転職意向のある25歳・30歳・35歳の正社員を対象
2017年8月8日、株式会社マイナビは、同社が運営する転職情報サイト「マイナビ転職」が、全国の転職意向のある25歳・30歳・35歳の正社員を対象にした「2017年夏の賞与に関する実態調査」(以下、同調査)を実施したと発表した。
同調査の、調査方法はインターネット調査、調査期間は2017年7月14日(金)~2017年7月20日(木)で、回答内訳は、調査対象となった正社員480人のうち、25歳が160人、30歳が160人、35歳が160人であった。
また、調査対象となった業種は、IT・通信・インターネット、製造・メーカー、サービス・レジャー、流通・小売・フード、金融・保険、不動産・建設・設備、運輸・交通・物流・倉庫、医療・福祉で、各60人であった。
なお、同調査は今回で4回目の実施となる。
調査結果の概要
賞与金額は、「30万円台」が18.3%で最多で、内訳を見ると、「10万円未満」が前年比6.5pt減の5.8%、「10万円台」は前年比3.1pt減の10.2%で、前年より減少したが、「20万円台」以上は軒並み増加した。
また、業界別では、「流通・小売・フード(41.7%)」と「不動産・建設・設備(41.7%)」が特に増加した。
賞与の使い道は、「預貯金」が59.2%で最多、続いて、「旅行・外食・娯楽(34.8%)」、「生活費の補填(25.2%)」となり、属性別では、「子あり世帯」で「生活費の補填(29.8%)」や「ローン返済・保険全般の支払(22.0%)」が高い特徴がある。
なお、「預貯金」の賞与に占める割合が5割以上と回答したのが76.4%で、賞与額が「30万円未満」と「単身世帯」は全額と回答する割合が高く、将来の不安を見据えて預貯金に充てている様子だ。
「お金」と「時間」の価値観に関する調査では、「お金の方が大事(どちらかといえば含む)」が53.1%、「時間の方が大事(どちらかといえば含む)」が46.9%で、属性別では、「子あり世帯」で「お金」を選ぶ傾向が特に高く、子どもの有無によって違いが出るようだ。
(画像はプレスリリースより)

マイナビ ニュースリリース
https://www.mynavi.jp/news/2017/08/post_14883.html