「新入社員研修フォローアップ講座」に参加した各企業の新入社員1,623名にアンケート
2017年7月28日、株式会社マイナビは、2017年4月入社の新入社員を対象とした「2017年マイナビ新入社員意識調査(3カ月後の現状)」(以下、同調査)の結果を発表した。
同調査は、同社がサービス提供する「新入社員研修フォローアップ講座」に参加した各企業の新入社員1,623名に、入社3カ月後の意識についてアンケートしたもので、2012年から実施しており、今年で6回目だ。
調査結果の概要
「社会人になってどう感じたか」を聞いたところ、61.4%が「厳しかった」と回答し、同回答者に「どのようなときにそう感じたか」を聞いたところ、「能力・スキル不足を実感したとき」が81.8%(前年比5.2pt増)で過去最高の結果となった。
実際の仕事の場では、能力やスキル不足を実感し、自信をなくしている様子だ。
また、「入社以降、この会社に入社してよかった!と思ったことがあるか」を聞いたところ、90.2%が「はい」(前年比1.1pt増)と回答し、「はい」と回答した人に対して「それはどのようなときか」を聞いたところ、「上司・先輩に恵まれたと感じたとき」が48.3%でトップとなった。
なお、男女別では、1位は男女とも同じだが、女性の2位は「褒められたとき」の44.7%、男性の2位は「給料をもらえたとき」で37.4%となり、大きな差が見受けられた。
さらに、「入社後どのようなことにギャップを感じたか」という質問で、最も多かった回答は「思っていたより自由に仕事ができる(23.4%)」で、「今、自分に不足していると感じる能力」を聞くと、「計画力(34.7%)」が最多で、「主体性(27.3%)」が続いた。
新入社員が自身で計画し、主体性を持って働くことが求められる状況に戸惑っている様子だ。
(画像はマイナビ公式ホームページより)

マイナビ プレスリリース
http://hrd.mynavi.jp/