2017年度の新入社員、労働に関する意識調査
株式会社ヒップスターゲートは、2017年度の新入社員に対して労働に関する意識調査を実施し、6月23日に結果を発表した。
ヒップスターゲートは2010年に設立された。個人と組織の実行力を強化する人材教育・社員研修のコンサルティング、ゲーミフィケーションを取り入れた研修開発を得意としている。
モチベーションの持続に課題
今回の意識調査は、新人・若手社員を対象とする人材育成の質の向上を目的として、ヒップスターゲートが提供する新入社員研修の受講者に対して行われたものだ。
「仕事をする上でモチベーションとなる事柄」という質問に対しての回答は、「自己実現」31%、「社会人としての成長」23%だった。
特筆すべき点として、2014年に7.1%であった「給与、昇給、昇格」が、今回の調査では19%にまで増加した点だ。その分「自己実現」や「社会人としての成長」などの回答率が下がっている。
これは、モチベーションについて持続性がある内的動機づけといえる回答が減少していることを表している。
チャレンジ精神や主体性を持って
「指示を受けた仕事で不明点があったときの対処」は、「指示を受けた人に確認する」35%、「周囲の人に確認する」31%、「調べて進め方を考える」23%となった。
基本的な仕事の進め方や、集団・組織での立場について問題なく理解がなされているとえる結果である。
しかし、“自分で考える”、“なんとかやってみよう”といったチャレンジ精神や主体性を表す「調べて進め方を考える」と「まずはやってみて判断する」を合わせた回答率が、昨年と比較して約2%減少している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ヒップスターゲート プレスリリース
http://hipstergate.jp/trainingnews/9947/