「ミドルの転職」、「理想の経営者」についてのアンケート調査を実施

エン・ジャパン株式会社は、同社運営のサイト『ミドルの転職』上にて「理想の経営者」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2018年4月26日に発表した。

『ミドルの転職』は、ミドル世代のための転職サイト。同調査は、同サイトを利用する35歳以上のユーザー1292名より回答を得ている。

「理想の経営者」について、ミドル世代からの回答が最も多かったのは、パナソニック創業者である松下幸之助氏となった。

「イチからパナソニックを大企業に導いた信念と実績」や「ビジョンが明確」といった理由から、多くの人から選んでいる。なお第2位には孫正義氏が、第3位には本田宗一郎氏が、それぞれ入っている。

同調査では、現在あるいは直近の職場の経営者に対する満足度についても、訊ねている。結果は、「満足している」という回答が全体の19％に留まり、8割のミドル世代が現在の経営者に満足していないことが明らかになった。なお、年収が高い人の方が経営者に対する満足度は高い点に、エン・ジャパンは注目している。

調査では、経営者に対して求めることについても訊ねている。結果は、「会社を導く理念・ビジョン」という回答が59％を占めて最多となった。次点には31％で「実行力」が入り、経営者には会社の理念と方向性を示した上で実行する力が求められていると、エン・ジャパンは分析している。

同社は今後も、時間がかかりがちなミドル層の転職を『ミドルの転職』において支援するとしている。

（画像はプレスリリースより）




ミドルが選ぶ理想の経営者「ミドルの転職」ユーザーアンケート集計結果 - エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/13364.html