人材サービス事業における協業体制を築く
パーソルキャリア株式会社は、2018年5月7日、『HRアナリスト』の開発を手がけるシングラー株式会社を連結子会社化したと発表した。
パーソルキャリアは、転職サービス『DODA』の運営などを手がける企業。シングラーの『HRアナリスト』は、HRテックで採用課題に挑むというもの。この子会社化によりパーソルキャリアは、人材サービス事業における協業体制を築くとしている。
増え続けている転職者数
昨今、有効求人倍率は高水準を維持しており、企業の採用意欲はますます高まっている。しかしその一方で、転職者の数も増え続けており、リーマンショック前のピークに近づきつつある。こうした状況においてパーソルキャリアは、転職希望者および採用意欲の高い企業のニーズを現在以上に満たすべく、今回のシングラー子会社化に至ったという。
シングラーは、HRテックで人材採用に変革を起こすべく、2016年11月1日に設立された企業。人材分析の第一人者として、本質的な採用における課題を解決する人材採用サービスを牽引している。主力サービス『HRアナリスト』は、『B Dash Camp 2017 Summer in Sapporo』のコンテストで準優勝を獲得した実績を持つ。
『HRアナリスト』の開発強化を推進
HRテックは、「HR(Human Resource)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語。AIをはじめとした最先端のテクノロジーを活用することで、採用・育成・評価・配置といった人事関連業務を行う手法を指す。
シングラーを連結子会社化することでパーソルキャリアは、『HRアナリスト』の開発強化を推進。人材サービスの共同企画・開発を通じて、これまで以上に採用および転職支援力の向上を実現するとしている。
(画像はプレスリリースより)

「HRアナリスト」を開発するシングラーを連結子会社化 - パーソルキャリア株式会社
https://www.persol-career.co.jp/