労務手続き・労務管理から人事担当者を解放
株式会社SmartHRは、2018年2月20日、同社が提供しているクラウド人事労務ソフト『SmartHR』の利用企業が1万社を突破したと発表した。
『SmartHR』は、企業が行う社会保険・雇用保険の手続きの自動化を目指すソフト。Web上から役所への申請を可能にし、煩雑で時間のかかる労務手続き・労務管理から経営者や人事担当者を解放している。
最近は飲食・小売業でも導入企業が増加
SmartHRは、2015年11月に『SmartHR』のサービス提供を開始。以来、人事労務手続きに悩む全ての人から使ってもらえるサービスを目指し、開発を推進している。
『SmartHR』開発にあたっては、国の電子政府「e-Gov」が行政手続きのオンライン化の普及を目指してAPIを公開したことも大きく影響したという。この公開により同社は、独自のシステム開発に着手することができたとしている。
サービス開始当初の『SmartHR』は、IT企業を中心に導入が進んだ。しかし最近は、飲食・小売など店舗展開を行う業種でも導入企業が増加しているという。また、本社・店舗間の郵送やFAXなどによる煩雑な書類のやりとりが解消され、人事労務部門における効率化が進んだ企業も多いと、SmartHRは自負している。
価値ある仕事へ集中できる環境づくりに貢献
「働き方改革」が叫ばれる昨今、企業の人事労務担当者が担う役割は極めて重要になりつつある。SmartHRは今後も『SmartHR』提供を通して、人事労務に携わる人たちが価値ある仕事へ集中できる環境づくりに貢献できるよう、尽力するとしている。
(画像はプレスリリースより)

「SmartHR」の利用企業が1万社を突破 - 株式会社SmartHR
https://smarthr.co.jp/news/press/19532