介護職の魅力ある職場づくりを目的に
公益財団法人介護労働安定センター宮城支部は、2018年2月7日、「先進的制度導入事業所」と「雇用管理好事例事業所」を選定したと発表した。
この選定は、介護職の「働き方改革」と魅力ある職場づくりを目的として行われたもの。
新しいソリューションの検討を行ってきた
介護労働安定センターは、介護労働者などの能力開発・向上を図り、介護事業主に対しては労働者の雇用管理改善や能力開発・向上などについて相談援助を受け付けている。また、介護労働者の雇用管理に関する調査研究なども手がける。
「働き方改革」が叫ばれる昨今、介護分野では人材確保を図るべく、雇用管理改善が進められている。介護労働安定センターでも、介護労働者の福祉増進に関する援助を介護事業主などに対して実施すべく、新しいソリューションの検討を行ってきたという。
「先進的制度導入事業所」と「雇用管理好事例事業所」を選定は、その解決策として実施された。
一層の雇用管理改善推進を目指す
「先進的制度導入事業所」では、ICTおよび介護ロボット導入による有効活用策と雇用管理面の効果的実績について評価を実施。登米市の有限会社みんなの家と、仙台市の株式会社もりのやしろが選ばれている。「雇用管理好事例事業所」では、多様化するニーズに対応出来る人材育成や労働環境の整備について評価を実施。栗原市のサービス付き高齢者向け住宅「白鳥苑」と、丸森町デイサービスセンターいぐいぐぅが選ばれた。
介護労働安定センターは今後も、介護分野における人材確保のため、一層の雇用管理改善推進を目指すとしている。
(画像は介護労働安定センターの公式ホームページより)

公益財団法人介護労働安定センター宮城支部
http://www.kaigo-center.or.jp/shibu/miyagi/index.html介護労働安定センター・宮城支部、魅力ある職場づくりに向けて 「『先進・好事例』事業所」を選定 - @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/148958