パソナライフケア、無料の介護人材育成研修「介護Academy」開講

株式会社パソナライフケアは、2018年1月15日、無料の介護人材育成研修『介護Academy』を同月に開講したと発表した。

同社は、介護分野における人材サービスや介護保険サービスなどを手掛ける企業。同研修は、介護業界の人材不足解消を目指すべく、介護未経験者を対象に「介護の基礎」と「実践的な介護技法」をレクチャーするというもの。

高齢化の進展により、介護に対する需要は拡大している。しかし厚生労働省によると、介護の就業者数は2015年時点で約192万人であり、需要の伸びには追いつけていない。2025年には約38万人が不足するという試算も存在し、担い手となる人材不足が課題になっている。

こうした状況へ対応すべくパソナライフケアは『介護Academy』の開講に至った。同研修は、ケアマネージャーや介護福祉士などが講師を担当する座学研修（1日）と介護技能研修（1日）、そしてパソナライフケア運営のデイサービスにおけるOJT研修（3日間）で構成される。介護の仕事に興味のある人が、現場ですぐに活躍できることを目指しているという。

パソナライフケアでは、訪問介護・居宅介護支援・通所介護などの事業所運営を、介護サービス事業として展開している。2017年12月時点では、5都県にて27事業所を運営。地域に暮らす人々が安心して生活できるよう支援することで、社会福祉に貢献している。

なお『介護Academy』では、受講者の希望に応じて、人材派遣や紹介予定派遣などにより介護施設での就業についてもサポートを行うとしている。

（画像はプレスリリースより）




未経験者向け介護人材育成研修『介護Academy』1月開講 - 株式会社パソナライフケア
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