先延ばし癖
あなたは仕事や私生活において、頼まれたことをすぐにやるタイプですか?それとも、一度保留にしておくタイプですか?
「後でやろう」「締め切りに間に合えばいい」と理由をつけて先延ばしにしていませんか?「やらなければならないこと」を先延ばしにするたびに、心に負担をかけているのです。
やらない理由
性格や状況によって異なることですが、「するやらない」癖がある人はこのようなことを考えませんか?
“面倒くさい”
“今は重要ではないからやらない”
“やり始めると時間がかかる”
“誰かの助けがいるのですぐにできない”
“始めるために準備がいる”
これは当人にとっては重要な理由かもしれませんが、周りから見ればただの言い訳である可能性が大きいのです。
その作業にかかる時間は、今やっても後でやってもさほど変わりません。むしろ、後になって「中断せざるを得ない理由」を発見し、余計に時間がかかったり納期に間に合わなかったりするのです。
1日でまとめてやろうとはせず、少しずつでも進めておけば、心にも納期にも余裕を持って過ごすことができます。
「やらなければならない」プレッシャー
先延ばしにしていていても、頭に片隅に「やらなきゃいけない」という気持ちがあります。
なんとなく気分が乗らない、気持ちに余裕がなくてできない、という人は、実はこのプレッシャーが原因でそうなっている可能性があります。
あなたに仕事を頼んだ人は、あなたが仕事を終わらせて報告に来るのを待ってくれています。「人を待たせている」ことにより期待を裏切っていると感じ、その期待に応えられない自分が嫌になり、すぐに行動できない自分を疎ましく思いストレスになります。
頼まれたことを後回しにする→周りにだらしない人だと呆れられる→自分自身でもそう感じる→自分に自信が持てなくなる→頼まれたことを後回しにする
この繰り返しにより生産性が落ち、結果やらなければならないことが山積みになっているのかもしれません。
大切なのは、「まず行動」
やらなければならないことをリストアップしてみましょう。そうすれば、“重要なもの”と“本当に先延ばしにしていいもの”が見えてきます。
「計画を立ててからやる」「やる気になったらやる」「やる必要性があればやる」というのは結局のところ、“今やらない”理由を自分で作っているだけなのです。
なんでもいいので「まず始める」を心がけてみてください。やり始めると、意外と早く終わったり、行動を起こしたことにより気持ちが楽になったりします。
「時間をかけて完璧にこなす」よりも、「とりあえずすぐに終わらせる」ことの方が評価されることもあります。
すぐに終わらせることにより周りに評価され、自分に自信がつき、ストレスが軽減する。ちょっとのことであなたの生活が快適になると思って、「まずは行動」を実践してみましょう。
(画像は写真ACより)