ひらめかない
仕事などで「ひらめき」が必要となる場面があります。しかしアイデアというものは、考えれば考えるほど浮かんでこないもの。
どうすればアイデアを思いつくのか、良いアイデアはいつ生まれるのか?今回はアイデアを思いつくための行動をご紹介します。
右脳と左脳について理解する
右脳というのは感情的であったり、思いつくまま行動させたりする力があります。それを制し、習慣、経験、知識などで物事を判断するのが左脳です。
左脳が活動している時、常識の範囲内でのひらめきであったり、そもそもアイデアが思いつかなかったりして、「行き詰まった」と感じます。良いアイデアを思いつくためには、右脳の活躍が必要不可欠です。
どうすれば右脳が活性化するのでしょうか?そのヒントをいくつか挙げていきます。
習慣化されたことをする時
お風呂やトイレ、歯磨き中などは、良いアイデアが思いつきやすい環境だと言われています。
それは、習慣的なことを行っている最中、左脳が無意識状態になっているからだそうです。左脳が休んでいる時にふっと右脳が動き出すと、良いアイデアが浮かびやすくなります。
ただしふっと思いついたことは忘れやすいので、すぐにメモなどをとっておきましょう。
その場を離れる
机に向かってずっと考え込んでいても、うまく頭が働きません。場所を変えてみる、散歩してみる、コーヒータイムにするなど、頭をリフレッシュする時間を作ってみてはいかがでしょうか?
景色や匂い、音を感じ刺激を受けることで、今まで思い浮かばなかったアイデアが出てくることもあります。
違う視点でものを見る
全く違う人になりきり、「どう思うか?何が好きか?」を考えながら発想してみるのも良いでしょう。
「自分と真逆のタイプの人はどう感じるか?」を日頃から観察しておくと、アイデアに行き詰まった際役に立つことも。自分の中にある価値観や知識を考えないようにするだけで、いつもと違うアイデアが浮かぶでしょう。
仕事に関係の無い人に相談してみるのもひとつの手です。ユーザー目線のアイデアが見つかるかもしれません。
追い詰めない
アイデアが出ない、時間だけが経っていく。そう考えると焦って自分を追い詰めてしまいます。追い詰めることでアイデアが出ることもありますが、精神的に辛くなり仕事に支障が出るかもしれません。
どんな小さなことでもメモをとり、コツコツと情報を収集しましょう。息抜きをしながら、アイデアを小出しするのも良いです。
「一発で大きなアイデアをひらめく」必要は無く、日頃から意識してアイデアを思い浮かべる習慣を作るのです。
そうすることで「アイデアを出すことへの苦手意識」が減り、小さなことでも気軽に思いつけるようになります。
まとめ
アイデアが出ない時、ご紹介した内容を是非試してみてください。何をしても思い浮かばない場合は一度仕事のことを忘れてしまいましょう。
アイデアは心がほっとしている時に浮かびやすくなります。日頃から心に余裕を開けておき、「ひらめく余裕」を作ってみるのはいかがでしょうか?
(画像は写真ACより)