ミレニアル世代のキャリア調査結果 - 社員育成のヒント
人材サービスのマンパワーグループ株式会社が、「ミレニアル世代のキャリア」についての調査結果を発表した。対象は、世界18か国の1982~1996年生まれにあたるミレニアル世代11,000人となる。
世界と日本のミレニアル世代のキャリア
調査の結果、世界のミレニアル世代のキャリア最優先事項は、「高い収入を得る」が23%で第1位となった。次点は21%で「積極的に貢献する」、20%「優秀な人と仕事をする」と続いた。
日本のミレニアル世代は、半数以上の58%が「高い収入を得る」ことがキャリア最優先と回答し、次点は13%で「その分野の専門家として認められる」となった。日本のミレニアル世代は、「組織のトップに立つ」・「部下を管理する」することはキャリアの最優先事項として低い結果となった。
キャリアの構築のために
世界のミレニアル世代が磨きたいスキル1位は、「専門的な職業スキル」27%となり、次点に「対人スキル・チームワーク・コミュニケーション」21%と続いた。日本は、キャリアの最優先事項に反映し、37%が「専門的な職業スキル」と回答し、個人のスキルアップを重視していることが明らかとなった。
(画像はプレスリリースより)

日本のミレニアル世代、「キャリアの最優先事項は“高い収入を得る”が過半数」
http://www.manpowergroup.jp/navi/press/161207_001.html