中小企業はクラウドソーシングを知っているか
3月5日、株式会社うるるは「中小企業のクラウドソーシング利用に関する意識調査」のアンケート結果を発表した。これは主婦向けのクラウドソーシングサービス「シュフティ」調べによるもの。
Q.クラウドソーシングという言葉を知っていますか?(プレスリリースより)
結果によれば、中小企業が「クラウドワークス」という言葉を知っていると答えた企業は6割以上に上ったものの、実際に活用している企業は1割にも満たなかった。
活用はしたい企業が多い
しかし、エクセルやワードでの資料作成や請求書作成、宛名書きや郵送手配などの内職、データ収集や電話対応などのサポート業務などの多岐に亘る事務仕事を、クラウドソーシングでカバーできないかと考えている企業が多いことが分かった。
Q.事務系クラウドソーシングで依頼してみたい職場の事務業務は?(プレスリリースより)
この結果は、これら事務処理や雑務によって生産性を高める業務の時間が減ってしまうと考えている企業が多いことによるものだ。
Q.職場で事務処理や雑務などより本質的な生産性を高めるべき業務に集中できないと感じますか?(プレスリリースより)
7割程度の企業が30分~3時間未満程度の時間が無駄になっていると答えた。
時間が主婦にマッチ
この時間は、去年4月にうるるが行った「子育て主婦が育児や家事の合間で仕事が出来る時間」アンケートの回答とおおよそ合っており、中小企業の生産効率アップと子育て主婦世代の就業希望のニーズがマッチしていると考えられる。

「中小企業のクラウドソーシング利用に関する調査意識調査」
http://www.uluru.biz/シュフティ
https://www.shufti.jp/