高頭晃紀氏のトークイベント
平成28年12月27日、世界最大級の人材サービス企業であるアデコグループの日本法人にして、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(以下「アデコ」)は、今年11月24日(木)にアデコの社員を対象として、介護施設組織開発コンサルタントである高頭晃紀氏を迎え、介護の予防と向き合うコツをテーマにトークイベントを実施したことを発表した。
昨今、日本では少子高齢化が進み、女性の晩婚化で出産年齢が高齢化したことにより、育児と介護が同時期に発生する「ダブルケア」負担が問題となっており、現在では全国25万人(30~40代が8割を占める)が直面している。
このダブルケア世代への理解と浸透を図り、誰もが働きやすい就労環境の実現を目指すアデコが展開する「子育て・介護世代応援プロジェクト」の一環として、同イベントは実施された。
全ての働く人が各人の求めるキャリア構築が可能なよう、アデコは多様な形で就業支援およびキャリア向上支援を行っている。
今後もアデコは、人材サービスのグローバルリーダーとして、 グループの共通目的であり、社会貢献のあり方として、全ての働く人々の“better work, better life”を実現すべく、様々な施策に取り組むという。
介護に大切なのは、1人頑張ることではなく、周囲を頼ること
同イベントには、今回のテーマに関心のあるアデコの社員20名が参加。数々の老人ホーム・介護施設のコンサルティングを手掛けてきた経験を持つ講師である高頭氏は、自身の経験を踏まえ、現状でも即座に可能な介護予防や介護と向き合うコツについて語った。
自分だけで解決できるとは思わないで、行政をはじめとした介護のプロに相談すること、また、要介護者だからといって、全てやってあげるのではなく、できる範囲で自身での自立的な行動を促すことなど、介護者のあり方を解説した。
終了後のアンケートでは、「早期の予防が大切であることが理解できた」、「自分だけ頑張るのではなく周囲を頼るのも大切だと気づき、働き方の視野が広がった」といった感想が寄せられ、総じて参加者の満足度は高かった模様。
(画像はアデコ ニュースリリースより)

アデコ ニュースリリース
http://www.adecco.co.jp/