4月入社を目指し、転職希望者大幅増加!
平成29年2月13日、総合人材サービスのパーソルグループで、株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、平成29年1月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表した。
「DODA」の調べによれば、今年1月の転職求人倍率は2.35倍で、前月比0.58ポイントマイナス。一方で、求人数は前月比0.1%のプラス、前年同月比では23.4%のプラスとなり、26ヶ月連続で調査を開始した平成20年1月以来の最高値を更新した。転職希望者数は前月比24.6%のプラスで、前年同月比では35.8%のプラスとなった。
転職希望者が大幅に増加したのは、4月入社を目指して、一般に2・3ヶ月かかる転職活動を開始した者が増加したものと見られる。
求人は依然増加傾向
業種別では、9業種のうち「商社・流通」が前月比1.6%のプラスで前年同月比23.8%のプラス、「サービス」が前月比28.5%のプラスと2業種で求人数が増加した。
その一方で、「金融」が前月比4.5%のマイナス、「メディア」が前月比3.9%のマイナスになるなど、5業種で求人数が減少した。
但し、「メディカル」以外では、前年同月比では大幅なプラスとなっており、全体的には求人数が増加傾向にあるのに変わりはないようだ。
それでも求人数の増加が横ばいになったのは、昨年の終盤から4月入社に向け採用を前倒しで開始した企業が多くあり、前月の求人数が大幅増加した反動によるもの。
職種別では、11職種のうち「営業系」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「事務・アシスタント系」「専門職」の5職種で求人数が増加。
特に「事務・アシスタント系」及び「技術系(電気・機械)」は求人数が伸びており、それぞれ前月比3.3%のプラスで前年同月比48.4%のプラス、前月比2.9%のプラスで前年同月比35.0%のプラスであった。
その一方で、「販売・サービス系」で3.5%のマイナス、「企画・管理系」で2.7%のマイナスなど6職種で前月比マイナスとなったが、前年同月比ではいずれもプラスであり、やはり求人数そのものは増加傾向にあるようだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インテリジェンス ニュースリリース
http://www.inte.co.jp/library/recruit/20170213.html