「外国籍派遣メンター制度」の導入
日本商工会議所の調査によると、全国の中小企業の約半数が人手不足を感じているという。そうした中、外国籍人材の雇用が注目されているが、カルチャーギャップによる課題も見受けられるという。
株式会社シーエーセールススタッフでは、外国籍の営業コーディネーターによる「外国籍派遣メンター制度」を導入し、外国籍派遣スタッフの就労インフラの整備、企業とのミスマッチの予防、トラブルの予防・解決の強化・仕組化に取り組んでいることを、2月21日に発表した。
外国籍人材の雇用と課題
日本企業での外国籍労働者数は2015年には91万人になり、5年間で26万人も増えている。外国籍人材は人手不足の解消に大きく貢献しているといえる。
しかし、文化や習慣の違い、言葉の壁、仕事に対する価値観・優先順位の違い、モラルの違いなどが要因となり、「同僚や上司とのトラブル」や「短期間での離職」などが課題となっている。
シーエーセールススタッフでは、「外国籍派遣メンター制度」のほか、就業上の規則や注意事項の中国語版をリニューアルすることにより、日本語では伝わりにくかった細かいニュアンスの理解、ミスマッチの予防対策を強化した。さらに、外国籍派遣スタッフの教育について、配属先店舗やクライアント企業に配布する「教育のノウハウ」の資料を2017年3月から配布する予定だという。
外国籍派遣スタッフから支持
シーエーセールススタッフの「外国籍メンター制度」などの対応は、外国籍派遣スタッフから、『言葉が通じる(細かいニュアンスが伝わる)』、『習慣、文化、考え方の「違い」について共感し合える』、『対処方法などの具体的なアドバイスがわかりやすい』といった支持を得ており、課題解決の強化につながっているようだ。
(画像はクリエイティブアルファグループホームページより)

クリエイティブアルファグループ プレスリリース
http://c-alpha.com/ca-salesstaff-gaikokuseki-haken/