フリーターになろうとしていた経験のある人事担当者
“時間を切り売りする”フリーター生活に警鐘をならし、「夢に向かうためにこそ正社員として働こう」と、タクシードライバー就職を呼びかける人事の茅根氏。
会社に属しながらも夢を追いかけることに共感し、その輝きある生き方を肯定する同氏。就職活動に身が入らずフリーターになろうとした時期もあり、内定が決まったのは卒業間近の3月だったという。
茅根氏は、2012年に新卒で国際自動車株式会社に入社、タクシードライバーとして社会人生活をスタート。昨年4月からはドライバーの立場から新卒採用などに関わり、業界の社会的存在意義を発信してきた。
誠実なサービス・マナーを重んじる老舗の心を学ぶ
国際自動車は、大正9年に保有車両11台でハイヤー事業を開始。現在は、kmグループとして本社を赤坂にかまえ、自動車に関するあらゆるサービスを提供している総合企業だ。
サービスの根底にあるものはお客さまへの感謝の心、自社の経営方針や行動指針を集約した“ホスピタリティ・ドライビング”をモットーとする。
サービス業としてコミュニケーション能力をみがき、売上の数字を意識するなど、タクシードライバーも他職種と同様に成長ができる、と同氏は語る。
個人の夢と成長・収入確保の両立、そして旅立ち
フリーターや非正規雇用よりも収入を確保できる自社での就職は、夢を叶えるための助走期間だとし、人間力や資金などの力をつけて準備が整ったら、旅立つ。これがkmグループ提唱の「仮面就職」だ。
2015年新卒採用も売手市場が予想される。“限定正社員”など、さらに多様化をみせる労働市場。同社の提唱は学生の心をつかむのか、若き人事担当者の奮闘は続く。
(画像はプレスリリースより)

東京のタクシードライバー求人・転職情報 : kmタクシー採用サイト
http://km-recruit.jp/安定した収入を得ながら、夢に挑戦できる新しい価値観の採用方法「仮面就職」を国際自動車が開始 : プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
http://www.atpress.ne.jp/view/58499