
仕事中、作業の効率が悪いと悩んでいる人はいませんか。それは、前日の準備不足に原因があるのかもしれません。
効率良く仕事をすすめるには、前日のうちに翌日の準備を終わらせておくのが重要です。きちんと準備しておけば、無駄な作業が減りスムーズに仕事に取り組めるからです。しかし前日準備といっても、一体何をすればよいのか分からない人という人も多いのではないでしょうか。
今回は仕事の準備をするメリットや、前日準備でやるべきことについてご紹介します。
前日準備をするメリット
仕事の前日準備には、以下の2つのメリットがあります。
忘れ物を防げる前日に持ち物を準備しておくと、当日忘れ物をせずに済みます。時間に余裕があるため、持ち物に不備がないかをゆっくり確認できるからです。
効率的に仕事に取り組める前日に仕事の計画を立てたり段取りを組んだりしておけば、効率的に仕事に取り組めます。全体の流れを見通しながら、順序よく業務を遂行できるからです。また段取りを確認しながら仕事を進めていけばミス防止にもつながります。
前日準備でやるべき4つのこと
1.次の日の持ち物をそろえる前日に、翌日会社に持って行くカバンや資料などをそろえ、1カ所にまとめておきましょう。慌てて物を探す手間が省けるため、余裕を持って支度ができるようになります。
2.Todoリストを作成する前日に次の日のTodoリストを作っておくことも有効です。仕事全体の流れをあらかじめ決めておくことで、スムーズに業務をこなせるようになるからです。リストを作成する際に、優先順位や工程、期限を書き出しておくと、仕事の抜けや漏れも防げます。
自分自身のTodoリストを作成することも大切ですが、部署全体で大まかなTodoリストを作成しておくのも重要です。部署全体の動きや進捗がつかみやすくなるため、ほかの社員に的確な指示を出せます。
3.クライアントにメールする翌日クライアントに会う予定のある人は、事前にクライアントに挨拶のメールをしておくことをおすすめします。当日会う前にメールを送ることで、心の準備や当日の予定確認が行えるからです。
メールを送ったあとは、クライアントと話す内容や渡す物、質問したいことなどの確認も必ず行っておきましょう。当日にクライアントに資料を渡し忘れたり、重要なことを聞き忘れたりという事態を防げます。
服や朝食のルーティン化もおすすめ
仕事で疲れて帰ってきたあとに、時間をかけて翌日の準備をするのは面倒だと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。前日準備の手間を省きたいのであれば、次の日の朝食や着ていく服をルーティン化してしまうのがおすすめです。
毎日の朝食はパンとコーヒー、月・水・金はグレーのスーツに紺色のネクタイ、火・木は黒のスーツにワインレッド色のネクタイというように決めておけば、服装や朝食を考える手間を省略できるからです。
脳は選択や決断を繰り返すと疲弊し、ストレスを感じやすくなってしまいます。そのため、それらをルーティン化すれば、日々のストレス軽減にもつながります。
まとめ
当記事では、仕事の前日準備をするメリットや前日準備でするべきことについて解説しました。前日のうちに準備を済ませておくと、翌日無駄な作業をせず効率的に業務を行えるようになります。準備を行う際は、以下の3つのことを中心に行いましょう。
・翌日の持ち物や道具をそろえる
・翌日のTodoリストを作成する
・翌日会うクライアントにメールする
また仕事で疲れて帰ってきたあと準備するのが面倒な場合は、朝食や服装をルーティン化し、選ぶ手間を省略してしまうことをおすすめします。
(画像はぱくたそより)