1名に対して中途採用の求人が何件あるか
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス『doda』は、2019年3月11日、今年2月の「転職求人倍率」をまとめた『doda 転職求人倍率レポート』を発表した。
同社は、総合人材サービスを展開するパーソルグループに属する企業。同レポートの「転職求人倍率」とは、『doda』エージェントサービス登録者(転職希望者)1名に対して中途採用の求人が何件あるかを算出した数値。
8業種のうち6業種で求人数が増加
『doda 転職求人倍率レポート』によると、2019年2月の「転職求人倍率」は、前月と同じ2.13倍となった。求人数は、前月比で102.4%、前年同月比でも103.7%となり、増加をマーク。転職希望者数も、前月比102.4%、前年同月比123.1%と増えている。
業種別に見た場合、8業種のうち6業種で求人数が増加。前月比106.7%の「金融」と同104.3%の「サービス」が、特に高い増加率を示した。職種別に見た場合、11職種のうち7職種で求人数が増加。前月比106.4%の「技術系(化学・食品)」と同104.8%の「営業系」が、特に高い増加を見せている。
求人数が多い状態は今後も継続と予測
2019年2月は、新年度採用の募集を前倒しする企業が出始めたため求人数が増加したと、『doda』は考察。結果として、2018年10月以来4カ月ぶりに求人数の最高値を更新したとまとめている。
『doda』はまた、2019年度は経済状況がやや不透明だが、中途採用に高い期待を持つ企業は多く、求人数が多い状態は今後も継続すると予測している。
(画像はプレスリリースより)

転職求人倍率レポート(2019年2月) - パーソルキャリア株式会社
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/index.html