「仕事内容」など5指標における満足度を訊ねる
パーソルキャリア株式会社は、同社運営の転職サービス『doda』にて「仕事に対する満足度調査」を実施し、その結果概要を2019年9月9日に発表した。
同調査は、20歳~59歳のビジネスパーソン15000人を対象として実施されたもの。現在就業中の職種について、「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間」「職場環境」の5指標における満足度を訊ねている。
企画・管理系職種に代わり、技術系職種が上位を占める
同調査の結果、各指標の平均点は「総合」が64.7点、「仕事内容」が69.2点、「給与・待遇」が62.6点、「労働時間」が73.6点、「職場環境」が66.9点となった。全ての指標で、前年の結果を上回る数値をマークしている。特に「労働時間」の満足度が高くなっており、コメントにおいても「働き方改革」の浸透を指摘する声が多く寄せられたという。
職種別に見た場合、「総合」の満足度が最も高かったのは、73.5点の「内装設計・インテリア(建築/土木系エンジニア)」。2位には72.8点の「MR(営業)」、3位には72.3点の「英文事務(事務/アシスタント)」が入った。『doda』は、前年の企画・管理系職種に代わり、2019年は技術系職種が上位を占めた点に注目している。
「総合」満足度が高いと「給与・待遇」満足度も高い
同調査の結果から『doda』は、「総合」の満足度が高い職種は「給与・待遇」の満足度も高いことを指摘。ビジネスパーソンは、「仕事や評価にあった給与が払われている」と感じると、仕事への満足度が高くなると考察している。
また『doda』は、「働き方改革」の浸透と同時に、「1日の仕事量が増えた」といった声も多く寄せられたことに注目。業務の自動化やワークシェアリングの実施も、企業には必要であるとまとめている。
(画像はプレスリリースより)

全118職種 仕事満足度ランキング2019 - パーソルキャリア株式会社
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