「転職支援のプロ」に訊く。「ミドルの転職」、年収1000万円以上の求人調査

エン・ジャパン株式会社は、同社運営サイト『ミドルの転職』において「年収1000万円以上の求人」についてのアンケート調査を実施し、その結果概要を2019年8月9日に発表した。

『ミドルの転職』は、いわゆるミドル世代を対象とする転職サイト。同調査は、同サイトを利用する「転職支援のプロ」の転職コンサルタント173名より、回答を得ている。

調査ではまず、「年収1000万円以上の求人は増えていますか？」と質問。結果は、「増えている」という回答が20％、「どちらかといえば増えている」が36％となり、合計で56％が「増えている」と考えていることが明らかになった。増加傾向を感じる業種については「IT・インターネット」が、職種については「経営・経営企画・事業企画系」が、それぞれ最多となっている。

「年収1000万円以上の求人で転職成功する人に共通する、仕事の能力を教えてください」という質問では、「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」が53％を占めて首位を獲得。しかし2位には、47％という僅差で「立場や価値観の違う社内外の関係者を調整する能力」がつけている。

調査では、「年収1000万円超を目指すミドル」に対するアドバイスについても、自由回答形式で転職コンサルタントに訊ねている。結果は、「募集求人に対する即戦力度合いを考えること」「市場価値は相場で決まるので、自分の売り時をしっかり見極めること」「おごり高ぶらないこと」といったアドバイスが集まった。

エン・ジャパンは今後も『ミドルの転職』において、ミドル層の転職を円滑なものとなるよう支援するとしている。

（画像はプレスリリースより）




「年収1000万円以上の求人」実態調査 『ミドルの転職』アンケート - エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/18814.html