鉄道業界初の導入「小児科オンライン」
9月14日、小田急電鉄株式会社は、小児科医のネットワークを持つ「Kids Public」と提携し、社員の福利厚生制度の1つとして、2017年9月16日から「小児科オンライン」を導入すると発表した。
鉄道業界で初となる福利厚生制度であり、小児科の医師に、直接相談ができる遠隔医療相談サービス。社員の仕事と子育ての両立を支援し、働きやすい会社を目指すという。
福利厚生制度「遠隔医療相談サービス」
「遠隔医療相談サービス」は、LINEや、Skypeなどのスマートフォンアプリを使用。平日の18時~22時の間、リアルタイムで、小児科専門医に、テレビ電話や、チャットなどで医療相談ができる。
個人契約では、月額料金3,980円であるが、小田急電鉄の社員は、無料。医療行為ではないため、診断や処方はできないが、救急外来に行くべきかの判断や、翌日の保育園登園に問題がないかなど、具体的なアドバイスが得られるという。
社員が活躍できる組織づくり
小田急電鉄は、社員一人ひとりが、やりがいや、充実感を持ち、安心し、健康で、心が豊かになるよう働き続けることが大切としている。
また、多様な人材が活躍できる組織づくりとして、企業の競争力の強化や、成長に直結する成長戦略と考えている。
これまでも、仕事と子育ての両立するため、勤務シフトや育児短時間勤務などの働き方や、育児や復職への支援、ベビーシッターサービスの提携など、様々な取り組みで、社員の支援をしてきた。
これからも、積極的な労働環境の整備に取り組みとある。
(画像は小田急電鉄株式会社より)

小田急電鉄株式会社
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