アルバイト以外の社員区分を廃止
クレジットサービス大手の株式会社クレディセゾンは、平成29年9月16日より新人事制度となる「全社員共通人事制度」を導入し、アルバイト以外の社員区分を廃止し賃金・処遇を統一する。
「全社員共通人事制度」とは
同社は、アルバイト以外の全社員を無期雇用の正社員とし、従来の賃金体制や福利厚生等を見直し「役割等級制度」による同一労働同一賃金にするとした。同制度の目的は、近年のスピーディーな環境変化に適応しながらもベンチャースピリットを持ち、新たな価値を創出するための努力や挑戦を惜しまない社員の育成と企業文化を築くことにある。
評価システムも一新
過去のキャリアや年齢に基づいた評価制度により意欲的な社員の評価が遅れ、社員が高度な役割に就く機会を逃すことを避ける目的も同社にはある。そのため、役割や行動に基づき等級と処遇が決定する「役割等級」や経営理念を実現すべく精進する行動を評価する「行動評価」の二段階評価を実施する。
多様な労働時間と労働スタイル
同制度導入に伴い、同社は全社員が業務に集中できるよう働く環境の整備にも取り組む。取り組み内容は、ライフスタイルに合わせ30分単位での取得が可能な「短時間勤務」、1時間単位で有給休暇の取得が可能な「1時間単位有給」、所属する部門の特性に合わせた「フレックスタイム制」、在宅勤務等を許可する「テレワーク」となる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社クレディセゾン プレスリリース
http://corporate.saisoncard.co.jp/