若者300人を対象に「理想の働き方」を調べる
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、同社のコンサルティングカンパニーであるワークスイッチコンサルティングにおいて「若者の理想の働き方調査」を実施し、その結果を8月9日に発表した。
同調査は、社会人1年目から3年目までの若者300人を対象として、「理想の働き方」について調べるというもの。対象者の8割が、理想の上司として「残業ゼロで成果を出すタイプ」を挙げるなど、興味深い内容となっている。
「通勤ラッシュを避けて出社」が理想、62%
調査ではまず、「上司として憧れるタイプ」を訊ねている。「夜遅くまで残業でバリバリ働きながら成果を出す人」と「残業ゼロで定時に帰宅しながら成果を出す人」のどちらに憧れるかを訊ねると、実に82%が「業ゼロ」の上司と回答。しかし一方、実際に身近にいる上司のタイプを問うと、「残業ゼロ」はわずか28%にとどまっている。
理想的な通勤スタイルについての質問では、「通勤ラッシュを避けて出社」という回答が全体の62%を占め、最多となった。また、「業務内容によっては勤務場所を自分の意志で決定できる」という答えも47%に達し、オフィス以外で仕事ができる環境に対するニーズの高さも浮き彫りになっている。
会社にあると嬉しい取り組み、1位は「お昼寝」
同調査では、「仕事を楽しくするために、会社にあると嬉しい取り組み」についても訊ねている。回答の結果は、1位が62%で「お昼寝」、2位が48%の「服装自由」、3位は44%で「朝食支給」が入った。「休む時はしっかり休む」というオンオフの切り替えを、若者は求めていると同社は考察している。
調査では他にも、「職場で利用していないが利用したいアプリケーションやソフト」「こんなことまで新人がやるのかと驚いた業務」といった質問を行っている。
(画像はプレスリリースより)

若者の理想の働き方調査を実施 - パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
http://www.persol-pt.co.jp/news/2017/08/09/1858/