売手市場の新卒の確保の厳しさ
クロノスは、企業の採用活動において、試験を必要とせず求職者の職業適性を診断できる新しい適性・性格診断プラットホーム、RAIP(Recruit Artificial Intelligence Platform:以下 ライプ)を提供することを2017年6月28日に発表した。
最近の新卒採用は売手市場が続き、他社に先を越されないため企業は短期間に学生を採用しなければならない。選考期間は昨年と比べ2.4日ほど短くなっている。発表報告の詳細は下記のURLを参照。
企業側は優秀な学生を確保する必要があり、効率的な学生の職業適性診断を実施し、判断したいと考えている。今後はさらに選考期間が短くなることが予想されるため、企業は選考の精度を維持しつつ、選考フローを効率化しなければならない。
ライプの特長
ライプは、従来の適性診断を必要とせず、履歴書やエントリーシートのデータをはじめ、LINEやメール、ナビサイト上でのメッセージ履歴、面接時の質問に対する回答など、ありとあらゆる情報から求職者の適性を診断することができる。
従来の適性試験では現社員との適性を比較したい場合、現社員も同じ診断を受けデータ化する必要があったが、ライプは現社員のメールや報告書といった業務上のデータをそのまま診断することができ、比較情報を取り出すため現社員の診断は不要となる。
ライプの適性診断技術にはIBM Watsonの「Personality Insights」サービスを利用している。文章からプロファイリングを行ってパーソナリティ(性格)を推測するものである。ライプの詳細は下記のURLを参照。
(画像はプレスリリースより)

クロノス プレスリリース:
https://www.atpress.ne.jp/news/131564ライプ サイトページ:
http://www.kronos.jp/raip/ 2017年卒マイナビ企業新卒内定状況調査:
https://saponet.mynavi.jp/wp/naitei1157.pdfクロノス ホームページ:
http://www.kronos.jp