働き方改革に人工知能利用
サッポロホールディングス株式会社と、株式会社野村総合研究所は、人工知能を利用して業務効率化を進める実証実験を行ったことを7月6日に発表した。
この実証実験は、サッポログループマネジメント株式会社が、野村総合研究所のAIソリューション「TRAINA(トレイナ)」を使用し行った。
サッポログループマネジメントは、サッポログループの本社機能分担会社である。
サポート業務における課題
従来のメールや電話によるサポートでは、「複雑な問い合わせに対する負荷が大きい」ことや、質問者にとって「回答待ちの時間が発生する」「手続きが煩雑である」ことなどが課題となっていたという。
「TRAINA」へ質問を入力すると、その質問内容を特定するための質問や回答が自動で返ってくる。そのため質問者・回答者の双方の負荷軽減になる。
グループ全体へ展開を予定
この実証実験から、問い合わせの45%はAIが回答できることが確認できたという。
サッポログループマネジメントは年内には実際にAIの利用を開始し、グループ会社への展開も予定しているという。
(画像はプレスリリースより)

サッポロホールディングス株式会社 プレスリリース
http://www.sapporoholdings.jp/index.html