高校生がインターシップ参加をしたことによる影響を調査
特定非営利活動法人アスクネットが2010年~2013年にマイチャレンジインターシップに参加した既卒者166名に対し、高校生時代におけるインターシップの影響を調べた結果をこの度、明らかにした。
マイチャレンジインターシップとは
マイチャレンジインターシップとは、高校生が参加しやすいように長期休業中に実施している公募制のインターシップで、愛知県在住の高校生に参加資格がある。
もともとは愛知県の委託事業として2010年から2年間実施されたが、その後は高校生を支援したい企業や一般市民からの資金協力もあり続いている。
影響ありが9割
気になるアンケート調査の回答だが、実に回答者の9割がインターシップに影響があったと答えた。
学習、課外活動への意欲関心が高まったかという質問には94%の人が「そう思う・どちらかといえばそう思う」と回答したほか、進路選択にも87%の人が影響を受けたという。また、コミュニケーション能力の上達もしたと答えた人が95%にものぼった。
調査の意図は
中学時代で職場体験をした人も多いと思うが、より自分を知り、未来を描くようになる高校時代にインターシップ制度へ参加する意味は大きい。
アスクネットは「キャリア教育コーディーネーター」として、高校生のインターシップを可能にするため、受け入れ企業の開拓や、事前事後に必要な学習内容を検討するなど、学校では難しい作業全般を引き受けているという。
このような調査を行うことにより、インターシップの影響を理解し、よりよいプログラムを作っていくという。アスクネットは今後も引き続き調査していく予定だとしている。
(画像はアスクネットより)

アスクネット
http://www.asknet.org/