転職コンサルタント126名を対象に調査
エン・ジャパン株式会社は、同社運営の転職サイト『ミドルの転職』上にて「年収1000万円以上の転職」についてのアンケート調査を実施し、その結果を12月12日に発表した。
同社は、人材採用サービスを展開している企業。『ミドルの転職』は、ミドル世代のための転職サイトであり、同調査は同サイトを利用する転職コンサルタント126名を対象に実施されている。
1000万円以上の求人、37%が「増えている」と回答
同調査ではまず、「昨年と比較して、年収1000万円以上の求人は増えていますか?」というストレートな質問を、転職支援のプロである転職コンサルタントにぶつけている。結果は、37%が「増えている」と回答。昨年の同調査での結果と比べると、11ポイントの増加となった。
年収1000万円以上の求人トレンドについて訊ねると、企業の特徴としては「外資系」、役職は「本部長クラス」、職種は「経営企画」が、それぞれトップになっている。また、これらの求人において採用される人に共通する能力は、「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」が全体の58%を占めて最多となった。
今後も「増えていく」、60%
同調査では、「年収1000万円以上のポジションの求人は、今後増えていくと思いますか?」という質問も行われた。
結果、転職コンサルタントの60%が「増えていく」と回答。理由としては、「新規事業に取り組む企業が増えるため」「優秀な人材の取り合いになっており、高待遇でないと採用ができないため」などの声が上がっている。なお、「変わらない」という回答は31%、「減っていく」は9%だった。
(画像はプレスリリースより)

転職コンサルタントに聞く 「年収1000万円以上の転職」調査 - エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/11970.html