「TRAVEL EXPERIENCE STUDY」をスタート
13日、株式会社エイチ・アイ・エス スタディツアーデスクは、株式会社スクーリング・パッドが展開する「自由大学」と共同で、「全ての旅の体験を学びにする」をテーマに、「TRAVEL EXPERIENCE STUDY」をスタートすると発表した。
第一弾テーマはLGBT
第一弾は、LGBT、法的・社会的に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人たちへの理解を深める旅である。
「LGBT の祭典『ポートランドプライド』に参加!創造都市を旅して学ぶダイバーシティ(多様性)ポートランド5日間」の販売を開始する。
ポートランド州オレゴンの概要
今回の渡航先であるアメリカ オレゴン州ポートランドは、人口約60万人、「2013年アメリカのベストシティランキング第1位」「全米で最も環境に優しい都市」にランキングされている。
LGBTが最も多く住む全米都市ランキングTOP10で2位にランキング。同性婚が認められ、またポートランド州立大学内にはジェンダーニュートラルトイレなどが設置されているなど、配慮した街づくりが行われている。
旅の目的
日本においては、株式会社電通におけるダイバーシティ(多様性)課題対応専門組織「電通ダイバーシティ・ラボ」によると、LGBT層に該当する人は7.6%、約20人に1人はLGBTである。
彼らは、性的少数者であることが周囲に分かったときに、就職差別、職場でのいじめ、昇進差別、解雇などにあう恐れがあると、不安を抱えながら生活している。
このツアーを通じて、実際に在るにも関わらず「見えていない」現状に気づく契機を提供したいと考えている。
企業の人事担当者や社員、教育関係者など、様々な人の参加を期待している。
(画像は「自由大学」ホームページより)

株式会社エイチ・アイ・エス プレスリリース
http://www.his.co.jp/material/pdf/n_sho_20160413.pdf自由大学 ホームページ
https://freedom-univ.com/blog/2016_0411/電通ダイバーシティ・ラボ プレスリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2015041-0423.pdf