男性薬剤師3つの職場に分けて調査
女性が半数以上の薬剤師業界において、男性薬剤師のキャリアを支援する就職サイトを運営するアポプラスステーション株式会社は、男性薬剤師の職場別(大手調剤薬局・ドラッグストア・地域密着系薬局)に分け、待遇面・成長度・結婚力の調査を行いその結果を2017年3月7日に発表した。調査は男性薬剤師50名からの回答。
待遇面はドラッグストア
社会では長時間労働の問題が取りだたされているが、薬剤師業界は最も少ないのが大手調剤薬局、次にドラッグストア、地域密着系薬局と続くがほとんどが月20時間以内に収まっている。ドラッグストアと地域密着系薬局が月21-40時間内に35%、23%いるが社会全体の残業時間の平均が35時間に対し薬剤師の残業は少ない。
給与面の満足度は、ドラッグストアが78%と高い。次いで地域密着系薬局28%、大手調剤薬局25%の順。ドラッグストアに勤める薬剤師は土・日・祝日の出勤がありシフトを組まれているが、その分見合った給与が支給されていると納得して仕事をしている。
成長度は地域密着系薬局
「現在の職場でステップアップができるか?」の質問に対して、地域密着系薬局が55%と高く、次いで大手調剤薬局、ドラッグストアの38%、27%順、その理由は地域密着系薬局の社員はフランチャイズ支援や独立の支援などを行うため経営者感覚が身につくことが理由である。
「教員・研修制度の充実」の質問に対して、やはり地域密着系薬局、大手調剤薬局、ドラッグストアの順で65%,58%,32%であった。
大手調剤薬局の社員教育は「会社全体での教育なので、身にならないモノが多い」との回答。地域密着系薬局の社員教育は、「オーナーに頼めば、社外研修への参加の機会がある」など、臨機応変に対応しているようだ。
結婚力は大手調剤薬局
既婚率の高いのは、大手調剤薬局、地域密着系薬局、ドラッグストアの順で100%、87%、68%であった。大手調剤薬局の男性薬剤師は52%が社内結婚であった。同期入社や研修での出会いの機会が多いようだ。
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(画像はプレスリリースより)

アポプラスステーション株式会社 プレスリリース:
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